【Looopでんき】翌日に発電が見込めない時は、夜間に買電してまで蓄電池を充電したほうがいいのか?

むらさき
一条工務店i-smartⅡで家を建て2年。
首都圏在住。5人家族。
オール電化で、電気代は月平均1770円。

我が家の基本運用は、日中の太陽光発電で蓄電池充電し、夜間に放電することで買電を抑えています。

買電してまでの充電はしていないため、天候不良の際は日中も夜間も買電することになります。

Looopでんきは電気代が時間変動型で、需要の低い夜間は比較的安くなっています。

今回は、「天候不良で日中の電気代が高くなる場合は、前日の夜間に電気を買って蓄電池を充電しておく方が節約になるのか?」を考えてみました。

蓄電池は充電分100%は使えない。
買電価格がいくらならば夜間充電が得になるのか?

目次

蓄電池の効率

はじめに、蓄電池の放電と買電を比較するためには、蓄電池の効率を考慮する必要があります。

蓄電池の効率は直近6ヶ月分を調べました。

その記事はこちら。

今回は、一番効率が低い直近1月の77%を使って考えていきます。

実際の買電状況

参考までに、Loopでんきの実際の買電状況の例をお見せします。

グラフの見方はこれです↑

天候◎で太陽光発電がしっかりできている日

蓄電池がフル充電できており、夜間の買電はほぼなし。

天候×で太陽光発電できてない日

日中にも夜間にも買電あり。

オレンジ色の帯は電気代が高い時間帯になりますが、買ってしまっています…。

計算方法

考え方は「夜間の電気代と日中の電気代の比較」になりますが、蓄電池にはロスがあるので単純に比較はできません。

夜間の電気代に蓄電池のロス分を上乗せすることで、日中の電気代と同等の価値とみなしています。

今回の蓄電池の効率は77%なので、夜間の電気代に100/77を乗じて、日中の電気代と比較します。

めちゃくちゃざっくり計算ですみません…汗

つまり

夜間電気代×100/77  日中の電気代  夜間充電がお得

ということになります。

結果

具体的な数値で考えるとこんな感じ↓

夜間電気代(/kWh)充電効率加味の電気代(/kWh)
10円12.99円
15円19.48円
20円25.97円
25円32.46円
30円38.96円
35円45.45円
40円51.95円

表右側の金額より日中の電気代が高ければ、夜間充電しておいたほうがお得ということになります。

ただ、お得になっても大した差額にはならなそうなのと、”電気代をチェックして、計算して、比較して、設定を変更して…”という手間を考えると微妙なところです。

今のところ電気代が50円/kWhになることはほぼないので、夜間電気代が20~30円くらいの時には昼間より安くなることもあるかなぁ、程度ですね。

ということで結論としては、「夜間の電気代によっては多少節約にはなるが、わざわざするほどではない」でした。

まとめ

雨や曇りの日でも多少発電していることが多いので、今現在の電気代の状況では、あらかじめ夜間充電をしておくことはなさそうです。

ただ、台風の日などは発電が見込めない+電気代が高くなるので、そういった確実にお得になりそうな時であれば、前夜に買電して充電しておくのもありかも…?

実際に運用した際はまたブログに残したいと思います。

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