一条工務店i-smartⅡに住み始めて2年、むらさきと申します。
「ヘッダーボックスは暖かいので、玄関に設置すると良い」とよく言われますが、本当なのか?検証してみました。
基本情報
- 一条工務店 i-smartⅡ
- 築年数:約2年
- 延床面積:約30坪
条件
SwitchBotをヘッダーボックス内(シューズクローク)と、そこから約2m離れた玄関に設置。
床暖房を稼働し始めた2024年11月~12月末までの温度を比較しました。
結果
ヘッダーボックス内(シューズクローク):平均23.1℃

玄関(ヘッダーボックスから2m離れた場所):平均21.7℃

11~12月の平均値をみると、ヘッダーボックス内の温度が1.4℃高い結果になりました。
ヘッダーボックス内では、床暖房の通常運転時間では約27℃、キープ時間(お湯の流れがない時間)で徐々に下がっていき20℃を繰り返している状況です。
気温低下に伴い床暖房の設定温度を上げているため、12月から最高温度が上昇しています。
玄関では、12月に入ってからは20℃前後になっており、リビングが約24℃なので、やはり玄関は他と比べて冷えていることがわかります。
寒さが強まる12月だけでみてみると、玄関の最高気温が21℃に対し、ヘッダーボックス内は27℃になるので、ヘッダーボックス内はかなり暖かいといえると思います。
まとめ
2か月の平均温度では大きな差はありませんが、グラフを見てもわかる通り、寒さが強まるほど玄関は冷え込み、ヘッダーボックス内は床暖房の設定温度上昇に伴い温度が上がっていくので、最高気温の差がどんどん開いています。
我が家では床暖房の通常運転時間を日中にして夜間は稼働していないので、朝方には20℃まで下がってしまいますが、床暖房を夜間稼働していたらヘッダーボックスはもっと暖かさをキープできているんじゃないかと思います。
結論として、「ヘッダーボックスは暖かいので玄関に設置すると良い」は本当でした。