一条工務店i-smartⅡに住み始めて2年がたちました、むらさきと申します。
我が家では床暖房やクーラーを使って、一定の温度・湿度になるように管理しています。
そんな温度・湿度管理でやっていることをまとめました。
今回は夏編です。
基本情報
- 一条工務店 i-smartⅡ
- 築年数:約2年
- 延床面積:約30坪
その他の季節はこちら。
温度・湿度の目標値
温度・湿度の目標値(夏)
- 温度:23℃
- 湿度:絶対湿度10g/㎥
温度・湿度計
設置場所
- 各エアコンの吹き出し口
- リビング(1階)
- 寝室(2階)
- 室外機の吸気口と排気口
エアコンの吹き出し口と室外機に設置することで、ショートサーキットしていないかのチェックをしてます。
ショートサーキット…排気した風を吸気する現象。
室内機では冷えた空気を吸い込むことで、設定温度に到達したと勘違いしてサーモオフ。
室外機は熱い排気を取り込むことで、室外機自体が熱くなり運転効率悪化。
我が家はSwitchBotを使用しています。(安い+絶対湿度が見れる+アプリが使いやすいから)
室外機には防水タイプを使用。
エアコンのスペック
- 主要エアコン(2階)
-
三菱ルームエアコンGVシリーズ(6畳)
オプション価格(当時):39,930円
- リビング(1階)
-
三菱ルームエアコンJXVシリーズ(6畳)
オプション価格(当時):95,750円
補助金の関係で1階リビングに省エネのエアコンを置く必要がありました。
費用を考え、泣く泣く2階は安いものにしました。
そのため、あまり使わないエアコンが高スペック。メインで使っているエアコンが低スペックという状況に…。
高くても2階のもJXVシリーズにしておけばよかった…。
2階のエアコンで冷房を24時間稼働
いわゆる“F式全館冷房”に則ったエアコン運用を行っています。
F式全館冷房とは?
フエッピーさん考案のエアコン一台による全館冷房(除湿)。
除湿によるダニやカビの発生を抑制することに重きを置いている。
詳しいF式全館冷房については、フエッピーさんのブログを参照してください。
我が家も、基本的にはエアコン一台で家まるごとの温度・湿度管理を行っています。
基本運用
- 2階のエアコン一台を24時間稼働
- 21~23℃設定(室温によって調節)
- 風量は最弱
- 風向は下
建築前からF式を想定していたため、エアコンは階段に近い部屋で、廊下に風が抜ける位置に設置してます。
ちなみに、主要なエアコンは1台ですが、他に2台(1Fリビング、2F寝室)あります。
うまくいかないとき
真夏の場合なんかは、どうしても上記の運用では温度・湿度がオーバーしてしまうことがあります。
だいたい絶対湿度が13g/㎥を超えるようなら、風量をあげていきます。
風量を最弱→「弱」にしてみて、それでもダメなら「中」に
風量をあげることで、エアコンが除湿できる空気の絶対量が増えるので、全体の湿度をより早く下げることができます。
ただ、消費電力が上がり電気代も上がるので、なるべく風量は最弱で運用したいところです。
ちなみに、猛暑だと「弱」~「中」での運用になってました。
まだまだ試行錯誤中です…。
1階のエアコンもたまに使う
主には2階のエアコン1台をフル稼働で完結させていますが、状況に応じて1階のエアコンも使っています。
使うパターン
- 2階エアコンの風量を「中」にしても、湿度が下がりきらない時。
- リビングで過ごしていて暑いと感じるとき。(主に来客時)
基本設定
- モード:冷房
- 風量:最弱
- 風向き:上(人を避けるため)
我が家の場合、リビングのエアコンの方が省エネのため、2階エアコンの風量をあげるよりも、リビングのエアコンを併用するほうが節電になります。
ただ、冷たい空気が下がるという自然現象を利用した空気の循環を作るためには2階のエアコンをメインの運用にする必要があるため、
あくまでも1階のエアコン稼働は補助的です。
電気代
実際の電気代はこちら。(Looopでんき)(下二桁四捨五入)
8月(7/2~8/1) | 5,800円 |
9月(8/2~9/1) | 5,000円 |
10月(9/2~10/1) | 2,900円 |
他季節では1000円代の月も多いので、夏は圧倒的に電気代が高いです。
去年(2023年)では、8月9月も2000円代に抑えられていましたが、今年は落雷や猛暑の影響もあり、あまり上手くいっていません。
落雷によりパワコン、エコキュートなどなど故障しました…。
まだまだ改善の余地ありです。
今後の改善策
エアコンのスペックは変えられないとして…今の大きな問題点は、室外機の熱さです。
2階の室外機はベランダの端に置いてありますが、ここがちょうど日光があたり、かなりの熱をもってしまっています。
真夏になると吸気口に設置した温度計では真夏はだいたい最高45℃に到達することが多く、外気温よりも+10℃ほどになってしまっています。
これにより、室外機の熱交換の効率が悪化してしまい、余計な消費電力がかかっています。
今までもいろいろ対策は講じてきましたが、どれも目立った改善はみられず…。
室外機の上にすだれを設置したり、アルミの遮熱シートをひいたり、配管に断熱材をまいたり…
次の対策は、室外機の位置をずらす+架台に置くをやってみようかと思っています。
その費用を考えると、そこまでやる価値があるのかは謎…。
やってみたらまた記事にします。
まとめ
以上が、夏の温度・湿度管理でした。
夏は比較的シンプルで、エアコン一台に限界まで頑張ってもらって、無理ならサブをつけるという感じですね。
体感としては、常に家中が冷えていて、部屋や廊下で温度差がないのがとっても快適です。
エアコンが2階、主要な生活空間が1階なので、エアコンの風を感じなくて済むのも◎。
1日外出して帰ってきても家が涼しいのでストレスフリーです。
今までは、
外から帰ってきたら家中が熱気でモワモワで、急いでエアコンを風量MAXでつけて目の前で立ってたり…
リビングだけ冷えていて、トイレ行くと汗かいたり…
それはそれで夏っぽくて良い思い出ではありますが。笑
快適さからみると、正直今の電気代でも安いと感じるくらいではありますが、まだまだ改善の余地はあるみたいです。
引き続き試行錯誤していきたいと思います。