一条工務店i-smartⅡで家を建て2年が経ちました、むらさきと申します。
我が家では、ほぼ電気を購入することなく床暖房を運用できています。
今回はそんな運用法を紹介します。
基本情報
- 一条工務店 i-smartⅡ
- 築年数:約2年
- 延床面積:約30坪
前提
- 全館床暖房
- 自家発電(太陽光パネル)
-
発電は自家消費優先にしている(余った分を売電)
蓄電池:節エネモード
- 床暖房の稼働時期
-
最低気温が10℃以下になったら(だいたい11月くらい)
- 部屋の温度
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約25℃ (日中は半そででも過ごせるが、寝るときは毛布をかける)
- 地域性(関東圏)
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外気温は真冬(1月)で最高気温10℃程度。
最低気温が氷点下になることは年に数回程度。
積雪は年に数回程度。
床暖房の設定
我が家の基本運用は「日中稼働、夜セーブ」です。
床暖房の設定
- 通常運転:9-18時
- 設定温度:28~32℃(真冬は32℃)
- セーブ温度:24~26℃
実際の設定温度に関しては、外気温にもよるので、地域によってベストな設定は異なると思います。
私たちの住む地域(関東圏)では、セーブ温度は24℃に設定すると、朝方でも室温が22℃程度に済んでいるので、寒くないです。
温度管理
温度は
- リビングに設置した温度計
- 屋外に設置した温度計
- ヘッダーボックスに設置した温度計
で主に管理しています。
室温は25℃を目標値にしてます。
ヘッダーボックスに温度計を置く理由は、「床暖房が稼働しているか」を見るためです。
スマホで温度推移を見れるので、寒くなりすぎていないか、夜間に稼働(温水が循環)していないか、をチェックすることができます。
ちなみに、ヘッダーボックスの温度が
稼働時は25℃程度、
朝方には20℃以下にならないように、設定温度を考えています。
我が家では先ほど書いた床暖房の設定にしていると、18時以降は温度は徐々に下がってきますが9時までに20℃以下になることはなく、夜間に稼働しないで済んでいます。
冬の温度管理に関する詳しい記事はこちらで。
外気温が5℃以下になると温水能力が下がる
当たり前ですが、お湯を作るなら外が暖かいうちに作ったほうが効率的ですよね。
室外機の説明書に載っていたグラフです。
これを見ると、外気温が5℃以下になると、急激に温水能力(温水を作る力)が下がります。
つまり、5℃以下になりやすい夜間にお湯を作ることは、余分なエネルギーを使うはめに。
温水能力の効率を考えても、日中の運用がお得です。
実際の冬の電気代
床暖房のみの電気代はわからないので、すべてまとめた電気代にはなりますが、
床暖房使用時期(11月ー3月)の電気代は1000円程度に抑えられています。
ちなみに、ループ電気を使っているため、基本料金はないです。
日中の自家発電時に床暖房を稼働させているため、床暖房にほとんど電気を使わずに済んでいます。
まとめ
日中に稼働させることは、自家発電の利用ができるだけでなく、温水能力としても効率的な床暖房の使用になります。
夜間は少しずつ温度が下がってくるのもあって、さすがに寝るときは毛布がないと寒いですが、寒いのを我慢しているわけではなく、快適な冬を過ごせています。
毛布にくるまって寝るのが好きなのでちょうどいい温度です。
夏は冷房で寒いので、一年中同じ毛布を使えてます。
設定温度は各家庭によって変える必要があるとは思いますが、日中の運用にするだけでも電気代はかなり節約になるのではないでしょうか。