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20年住んだ実家から学んだこと

一条工務店にてi-smartⅡを建て2年が経ちました、むらさきと申します。

今回は一条工務店で家を建てるに至った理由のひとつとして、実家の影響についてまとめてみました。

目次

おしゃれな注文住宅への抵抗感

私の実家は、設計士がこだわってデザインしたらしい、おそらくオシャレ寄りな注文住宅でした。
そこに20年住んで嫌だったこと、自分の建てる家では絶対にしないと誓った仕様についてまとめます。

  • 高い天井、高い位置の窓
  • リビング階段
  • ガラス張りのドアや壁
  • 特注の設備
  • 備え付け家具
  • ロフト
  • 1つの部屋を仕切ってつくる子供部屋

高い天井、高い位置の窓

このデメリットは掃除の困難さです。
掃除しにくい&位置が高くて視界に入らないことから、放置されがちでした。
そのため壁や窓枠にホコリが溜まっていることが多く、不衛生でした。
窓に関してはさらに、日の傾き加減によってはリビングに日光が差し、眩しかったりテレビが見にくかったり、地味に不快でした。

リビング階段

リビングの生活音や、光、匂いなどがダイレクトに2階に伝わるため、 これも不採用です。
私の場合はリビングでの行動や生活に、2階の家族からの干渉があるのがとてもストレスでした。
(夜にテレビを見ていると苦情が入る等)
また、リビング階段を作ると結果的に1の高い天井と窓もできてしまうので、掃除においてもデメリットです。

ガラス張りのドアや壁

これも理由は被りますが、掃除のしにくさと光が他の部屋に漏れるという点です。
ガラス張りだと指紋などの汚れが目立ちやすいこと、表だけ掃除しても裏面も掃除しないと綺麗にならないので両面の掃除が必要で、綺麗を維持するのに手間がかかります。
またガラスは認識しにくく、夜トイレで起きた時に扉に気づかずぶつかってしまうこともしばしば…。

特注の設備

メンテナンス性が圧倒的に悪いです。
長く住んでいるとガタが出てきて修繕または買い替えとなりますが、実家では窓やキッチン、バスルームなど既製品とはサイズが合わなかったため、工事して無理やり設置する など何かとメンテナンスに苦労していました。
手間がかかる分、費用も高くつきます。

備え付け家具

これもメンテナンス性や、模様替えのしにくさから、なるべく設置しないようにしました。
また図面で見る家具のサイズ感と、現実のサイズ感では相違があることもあり、注意が必要です。
(実家では、壁付けのテーブルが想像よりもかなり小さく使い勝手が悪かったため、工事して撤去し、市販のテーブルチェアを置いて使うことに)
ただ、備え付け家具のほうが耐震性が高いので、一概にデメリットとは言えないです。

ロフト

階段での上り下りが面倒、天井が低くて部屋として使いにくい、物置として使っていても階段のため物の出し入れが簡単ではなく使いにくい、掃除が大変(掃除機を持っていくのが大変だった)。

でも子供の頃は秘密基地みたいで、ロフトに上って遊ぶのが楽しかったので、良い思い出ではあります。

一つの部屋を仕切って作る子供部屋

ドア・クローゼット・エアコンなど設備が左右対称に各1つずつある10畳ほどの部屋を子供部屋として使用していました。
二人兄弟でしたが、幼少期は二人で使い、思春期に差し掛かるくらいで真ん中に仕切りを作り各部屋としました。
初めから仕切りをつけられる仕様になっていたので簡単には外せるものではなく、完全に遮断されるため部屋として機能はしていましたが、やはり壁としては薄いため音は漏れる状態でした。
お互い見えないが生活音は聞こえるという状態はかなりストレスで、あまりくつろげなかった記憶があります。

子供が巣立った今は、また仕切りを取り外し、ひとつの部屋として使われているので、親の立場ではメリットなのかもしれないです。

以上が私の実家への主だった不満でした。
夫婦でのこれまでの住宅への不満を共有し、それを反面教師にする形で理想の住宅考えていきました。
何かの参考になれば幸いです。

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